(台湾生産だけど)イタリアの風を!Bianchiの職人魂を感じるぜーッ!!
(謎カーボンフレームだけど)DeRosaならではの繊細な乗り味だぜーッ!!
(ライセンス商品にすぎないけど)GIOSブルーだぜーッ!ルイガノ最高だぜーッ!!
……もはやドッペルギャンガーでよいのでは?そんな風に思った時期もありました。
でもね、こうした企業のブランディングに「乗っかってなんぼ」なのではあるまいか。「祭りに参加してなんぼ」なのではあるまいか。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」という阿波踊りマインドこそが、自転車を愉しむ秘訣なのではあるまいか。
最近はこのように考えております。
シニカルな視線は、時に物事をつまらなくしてしまう。
日本企画車上等、楽しければそれでよいのだ。
もちろん、それらブランディングによるぼったくりにはNOを突きつけますが、なんというか、そういう「思い込み遊び」は大いに結構だと思うのだ。
「俺は今、イタリアの風だ!風になっているんだ!エドアルド・ビアンキの息吹を感じるぜーつ!」とか。たとえそれが台湾のバイトくんの息吹しかかかってない代物であったとしても、それはそれで楽しいじゃない。自転車情報サイトのスピリチュアルインプレライダーよろしく、ポエムしたっていいじゃない。
それを見た野暮なメガネデブ自転車オタクが「でもそれは台湾生産でござるよコポォ」などとぬかしてきたら、鼻の下に鉄拳をお見舞いしてやれ!
でもさすがに、DeRosaの日本国内での強気すぎる価格設定はアレだけど。「色々とわかったうえで買う」には高価すぎるぜーッ!
おわり
これだけではつまらないので、小生がこさえた素敵なムービーを貼っておきます。
「夏のじて」「んしゃ」になっちった。 pic.twitter.com/ETNpeqNfoQ
— 究極アイロニィ (@KamakuraSnufkin) September 18, 2018