メゾン・ド・ふわふわ

「かねもうけブログ」ではありません。

『サイクルベースあさひ』と私。

 例の自転車が完成して近年まれにみるゴキゲン状態に突入したぼくは、秋の心地よい空のもと日々爆走に興じているのであった。

 さすがカーボン、さすがDTswissのナイスホイール、走りが軽いぜ。こいつはプラセボなんかじゃあない。本当に軽いのだ。以前のBianchiシクロクロス『ZURIGO』を遥かに凌駕するスイスイ感なのであった。

 一刻も早くこのスプレンディドかつサブライムマーベラスにしてシュプリームなグラベルロードバイクをおまえとかに自慢したいところだが、この半年間スマートなフォンことスマートフォンの無い生活を送っているため車体を撮影するカメラが無いのだ。

 せっかくのいかした自転車をおまえとかに自慢できないのは悲しいので、久々にスマートフォンを購入することにした。

 で、二週間ほど前に大陸のECサイトにて激安スマートフォン技適つき)を発注したのだけれど、全く届く気配がない。業を煮やしたぼくがメールで問い合わせたところ、ウー主任とかいうやつが「今おくったところアル」などとぬかしてきた。嘘くさいことこの上ないが、もうしばらく待ってみることにした。あまり文句を言って彼らに通じているチャイニーズマフィアに襲撃されたりしたら嫌だからな。何しろ住所等は知られているわけだし。

 

 そういうわけなので、スマートフォンが到着するまでの間、あさしこと『サイクルベースあさひ』のことでも書こうと思う。

 今回、通販サイトでの「シマノ系コンポの調達」と実店舗における「最後のワイヤー調整&安全点検」であさしのお世話になった。結論から言うと「あさし最高!」なのだけれど、それだけでは全く何も伝わらないので、どのあたりがどう最高であったのかを記す。

 

 まずは通販サイトについて。

 流石にサルサやWTBのようなおしゃれ系ブランドの取扱いはないが、一般的なパーツに関しては広く網羅している。価格も概ね国内最安値の範疇だと言ってよいだろう。

 しかし、ポイントはそこではない。なにより優秀なのが、「メーカー(代理店)から取り寄せたばかりの超キレイな製品を届けてくれる」という点だ。届いた製品を検品するといつもピカピカで「あさし最高!」と言わざるを得ない。超絶神経質野郎であらせられるぼくやおまえとかには大変にありがたいことだ。

 あさしを利用している限り、もはやぼく界隈では伝説となっている

maisondefuwafuwa.hatenablog.com

 このような出来事は絶対に起きないのだ。

 強いてデメリットを挙げるとすると、メーカー(代理店)から取り寄せてからの発送なので「手元に届くまで若干日数がかかる」といったところか。納期よりも品質を重視したい製品、例えばシマノコンポのように長く使いたいものや比較的高価なものに関しては、あさし通販を利用すると良いだろう。

 

 次に実店舗について。

maisondefuwafuwa.hatenablog.com

  過去にはこのような出来事もあったりして、自転車屋に関しては当たり外れが激しいものだと認識しているぼく。最後のワイヤー調整と安全点検を依頼するため『サイクルベースあさひ鎌倉手広店』を訪れた際も、「不快な目に遭ったらまいるなあ。『まいっちんぐマチコ先生』だな。或いは『まいるス・デイヴィス』だな。なんつって」と不安感マックスだったのだけれど、その不安は杞憂に終わった。

 ロード系ブランドにやたらと詳しい女子っ子店員ちゃんに事情を話すと、副店長だというN青年を紹介してくれた。今回、このN青年がぼくの車体を担当してくれたわけだけれど、自転車マニアの気持ちを汲んでくれるなかなかにナイスな人物だったのだ。

 「他のお客様やスタッフの手の届かない奥の奥のスペースで保管します」と言ってくれたり、「バリアスコートで拭いておきました」と車体をピカピカにしておいてくれたりと、痒い所に手が届くというか、いい具合の気遣いのできる人物であった。もちろん、納車された車体も何ら問題なし。すこぶる好調です。

 増税前の忙しい時期だったこともあり納車まで1カ月ほどかかってしまったけれど、そんなことは問題にならないぐらい満足しました。工賃もお安かったし。

 

 『サイクルベースあさひ』というと「軽快車(ママチャリ)の店」「ロードバイクやらMTBだとかを任せるのは不安」という印象を抱いているおまえとかもいることと思う。でもね、一概にそうとは言えないのですよ。結局のところ、その人物の性格であったり仕事に対する意識であったりが重要なわけであって。

 ということで、困ったときは利用してみるといいかもしれない。実店舗に関しては店員ちゃんとの相性があるけれど、少なくとも通販サイトに関しては万人におすすめです。

 

 ちなみに、この記事を読んだあさし関係者のひとはぼくに金一封を送ってくれてもいいんだぞ。 

ec.cb-asahi.co.jp