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「かねもうけブログ」ではありません。

「ロードバイク女子」は実在するのか。

 一つのエントリとして膨らませるほどのことではないけれど、ちょっと思っていること二つ。

 

 

ロードバイク女子」は実在するのか。

 

 ファンタジーなのではないか。

 

 「そんなものTwitterやらInstagramやらに掃いて捨てるほどいるじゃん」ですって?本当にそうですか?本当にそれは「真のロードバイク女子」なのですか?

 

 そのロードバイク女子は、

 「(不美人なアタシでも)ロードバイク(に乗っていれば男たちがお姫様扱いしてくれるから特に好きでもないけど乗っている)女子」

 「ロードバイク(に乗っていると大好きな彼氏くんが喜んでくれるから本当は別段楽しいとも思わないけど乗っている)女子」

 「(場末のモデルのアタシでも)ロードバイク(に興味があるフリをしていればロードバイク関連の仕事が貰えるから好きなフリをしている)女子」

 こういった、言わば「なんちゃってロードバイク女子」な人々ではありませんか?

 

 ぼくが問うているのは、

「(誰の影響でもなく己のセンスで自転車に興味を抱き、たとえ誰からの注目もない中であってもただひたすら)ロードバイク(で走ることを楽しんでいる)女子」

は実在するのだろうか、ということだ。

 

 やはりファンタジーなのではないか。

 もし、「そんなことないわ!アタイは真のロードバイク女子よ!」という女子っ子がいたら、当ブログまで是非ご一報ください。

 その際、顔面と全身が写った写真(お乳及び臀部のサイズ感がわかるようなもの)を添付し、年齢スリーサイズを明記してくださいね。フヒヒ。

 

 

イカすヘルメットとは。

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 ぼく愛用の、海外giroの激安ヘルメットだ。たしか諸々込みで5000JPYほどだったと思う。Raphaやlook mum no hands!のキャップを被り、このメットをかぶるというのがいつものスタイル。

 特に問題なく使えているのだけれど、実はこの手の形状のメットをイカすと思ったことはない。むしろこの流線型で有機的なデザインは、ぼくの好みとは大きく異なる。

 ではどのようなデザインであれば、ぼくは「イカす」と感じるのか。

 海外通販のサイトを巡回していてブックマークするのは、大体こうしたまるっとした「コミューター」系のもの。

 

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 細タイヤでレーシーなピュアロードには流石に合わないけれど、ぼくの『JUNCHAN』号のように太タイヤなグラベルロードであれば比較的しっくりくると思う。ちなみに、上からgir、giro、METだ。

 ただ、これらのコミューター向けのイカしたデザインは、総じて重量が厳しいのよね。同価格帯の製品同士でも50〜80グラム程度重かったりする。ロード用メットではスカスカな後頭部部分の重量が付け足されるわけで、当然ではあるのだけれど。

 たかが50グラムと思うかもしれないが、頭部の重量増はかなりのストレスになる気がする。

 重さは気になるものの、良さげなものが5千円程度で売られていたら試しに買ってみようかな。

『Rapha』もよいけど、『narifuri』もね。

 「鎌倉が生んだ奇跡のおしゃれ自転車ボーイ」として有名なぼく。

 ぼくが走れば、あいつもあの子も憎いあんちくしょうまでもが振り返る。

 そんなオウサムかつスプレンディドなファッションセンスを誇るぼくが、ダサいおまえとかのためにイカす自転車服を紹介しよう。

 どうせおまえとかは、『サイクリスト』とか『シクロワイヤード』なんかに掲載されているダサいブランドのダサい自転車服を着ているのだろう?車体のブランドとおそろいの空色のジャージを着たりしているのだろう?

 今回の記事でそんなダサい日々ともおさらばだ。よかったな!

 

 さて、「イカす自転車服」といえば何ですか?

 そう、『Rapha』と『narifuri』ですよね。

 Raphaについては大昔に何かを書いた気がするので割愛するとして、今回はnarifuriについてだ。

 知らないやつのために説明しておくと、narifuriというのは、

 

 自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランド。新しい価値観の「身なり=nari」と「振る舞い=furi」を創造しています。
『narifuri』ウェブサイトより抜粋

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 といったノリの自転車服屋さんなのだ。

 例の疫病が蔓延する以前は実店舗に行くことが多かったが、最近はもっぱらウェブストアを利用している。

 全体的に「よいお値段」即ちベリエクスペンシブであり、patagoniaに匹敵する価格設定だ。この時点でワーキングプアなおまえとかは購入に難色を示しているかもしれない。

 しかしながら、カジュアル系のラインの殆どは今どき珍しい日本製であり、縫製はしっかりしている。何らかの精神疾患を疑われるほどに神経質なぼくによる「ほつれチェック」や「左右対称チェック」にも耐えうる品質だ。そもそも、そうでなければ品質に鬼厳しいぼくがこの価格のものを買うわけがない。そういうわけなので、価格に見合った品質だとは思う。

 たとえ襟足の長い独特な髪型をした息子がいたり、軽のミニバンに乗ってパチンコ屋に通っていたり、いい年こいてマクドナルドで食事をしていたりする貧困層なおまえであっても頑張って購入するだけの価値はあるはずだ。

 ちなみに、正装系ことジャージやレーパンの類は中国製であることが多いものの、こちらの縫製も特に問題はなかった。

 一度製品についてメールで問い合わせたことがあったのだが、その際の対応も非常に丁寧で好印象。

 

 せっかくなので、現行のラインからおすすめのものを抽出してみようと思う。

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 「メットからシューズまで黒かグレーでまとめてトップスをド派手に」というのがぼくの好みなので、アウターはこうした色柄を選びがち。

ダズル迷彩マウンテンパーカー
¥47,300(税込)

ストレッチサイクルパーカー
¥17,600(税込)

 

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 このジャージを買えば、ぼくとおそろいになれるぞ!ここのジャージはピチピチ感控え目なので、恥ずかしがり屋さんなおまえの正装デビューにもおすすめ。

 サイクルジャージスプリット (geometric pattern)
¥17,600(税込)

 

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 文字盤が傾いている、自転車野郎のための時計。ドロップハンドルを握った際に視認しやすい角度ということらしい。

 これは話のネタにとてもよい。

 例えば勤め先の社長さんとエレベーターで出くわしたとする。そんな時にこの腕時計をしていれば……

 

 「キミ、その腕時計かわっとるね。」

 アッハイ、そうなんす。これ、ロードバイク用の腕時計なんす。所謂「速い自転車」っすね。私、自転車が趣味でして……。

 「奇遇だねえキミ!私もロードバイクに乗ってるんだよ。今度ライドに付き合いたまえよ!」

 

 とこのように、リアル『釣りバカ日誌』ならぬ『チャリバカ日誌』が始まる。そして、社長とのプライベートな付き合いを持ったおまえとかは出世街道まっしぐら!というわけです。

 ただ残念なことに、傾きが右利き用なのだよなあ。ぼくのような選ばれし左利きのために、価格を上げてもいいから逆の傾きバージョンがほしかった。

SEIKO GIUGIARO DESIGN narifuri Exclusive Model ライダーズ・クロノグラフ
¥33,000(税込)


 それでは、早速これらを大購入してライドに繰り出してください。

 

www.narifuri.com

www.rapha.cc