メゾン・ド・ふわふわ

「かねもうけブログ」ではありません。

『JUNCHAN号』の今後について。

 自宅のガレージが爆発したので(してないけど)、そこを改装することになった。

 そこで問題となるのが、「今現在ガレージに保管されているモノたちをどうするか」だ。クルマに関しては親戚宅に預ければ良いだろう。クルマというものは一般的に「財産」「大事なもの」と認識されているわけで、何も言わずとも相手は丁重に扱ってくれる。

 だが、ロードバイクはどうか。これはスポーツバイクに興味のない人々からしたらロードバイクだろうがシクロクロスだろうがMTBだろうがただの「自転車」「チャリンコ」であり、雑極まりない扱いを受けることうけあいだ。

 何かがぶつかって倒れてガチャン。汚え手で理由もなくサドルを擦り擦り。育ちの悪いキッズがシフトレバーをガチャガチャ、ブレーキレバーをギュッギュッ。このような扱いはザラなのだ。

 そして恐ろしいのが、これらの出来事があったとしても「たかがチャリ」で済まされてしまうことだ。

 クルマであれば、キズでもつけようものなら「申し訳ございません!弁償させてください!」と殆どの場合は向こうから言ってくれる(相手がマトモな社会人であればだけれども)。

 しかしロードバイクではそうはいかない。キズをつけられても、「あらあら(笑)」で済まされてしまう。「あらあら(笑)」じゃないんだよ!グーを食らわせてやろうか、グーを!

 カフェの駐輪場に停めておいても、わけのわからねえ不潔おじいが勝手にぼくの愛車の場所を移動させたりしやがる!てめえの小汚えママチャリとはちげえんだよこのド低能野郎がよお!と思わず罵りたくなってしまう。クルマだったらそんなことしないだろうがよ。何なのかね、この意識の差は。

 

 ……まぁ、やや脱線気味ではあるものの、とりあえずぼくの愛車である『JUNCHAN号』の今後について考えることにした。

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素敵すぎると評判の『JUNCHAN号』

 偏差値70オーバーの高校を出て超一流大学を卒業し私立大学の就職課のナイスガイとして大活躍したのち40歳で早期退職し山奥で高等遊民暮らしをしている超絶イケメンなぼくが一所懸命に考えて導き出したプランは以下のとおり。

 

 

1.オーバーホールに出してみる

 以前のぼくであれば「店なんざあてにならねえぜ」と自前でオーバーホールしていたところだが、

↓「店なんざあてにならねえぜ」に関するお話

maisondefuwafuwa.hatenablog.com

 最近のぼくにはもはやそのような熱情は残されていない。代わりに心を支配するのは「金はくれてやるからイイ感じに仕上げてくれや」というブルジョワジィで怠惰な精神なのであった。

 そういうわけなので、ガレージ改装期間中にどこかのお店屋さんに預けてしまおうかと考えている。

 ネットで色々と調べてみると、ディレイラー等をバラしてネジひとつに至るまで分解洗浄するという「オーバーホールというかそれもうレストアの域じゃない?」というようなことをしている店がそこそこ存在しているようだ。

 費用は純粋な工賃のみで2万5千円から3万円程度が相場か。そこに各種ワイヤー類、タイヤやチューブ、ブレーキパッドやローターなどの費用を入れて5万円ほど。

 

 

2.パーツをバラして新フレームに移植

 all-cityのZIG ZAGあたりを海外通販で入手し、JUNCHAN号に組み付けられた105のコンポ類やDTswissのホイールをそいつにインストォール!!

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all-city の ZIG ZAG

 そして抜け殻となった名前入りのオリジナルフレームは改装後のガレージに吊るして飾っておく。悪くないわね。

 フレームが諸経費込みで17万円で、移植工賃が2万円程度かなあ?

 ブログネタとしても面白いが、そこそこのリスクを伴う話ではある。

 何がリスクなのかと言うと、all-cityの個人輸入だ。大々的に自転車パーツの海外通販を行っているサイト、例えばwiggleといったところであれば問題が起きることは稀だ。

 しかし、all-cityのようなフレームはそうしたメジャーなサイトでは取扱いがないため、all-cityの本国である米国のローカルな自転車屋さんと直接交渉して日本に送ってもらう必要がある。

 こういった場合、彼らが「自転車フレームの輸出」に慣れていないことも予想されるわけで、無用な関税がかかったり、或いはくちゃくちゃになったものが届いたりといった事態も大いに考えられる。……まぁ、そうしたアクシデント込みでネタとして美味しいともいえるけれども。

 

 

3.面倒くさいのでJUNCHAN号は蔵に放り込んで新たにもう一台買っちゃう

 色々と面倒くさいよね。もう新しく買っちゃおうよ。

 もし完成車を新調するとしたら、CANYONのUltimateにすると思う。今と同程度のグレードで30万円か。

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CANYONのUltimate

 だが、このプランは無しだろう。流石に「もったいないおばけ」が出てしまう。

 

 今月中に決断を下さなければならない。「このプランは無しだろう」などと言いつつ、「3」にしていたりして。

 

allcitycycles.com

www.canyon.com

「ロードバイク女子」は実在するのか。

 一つのエントリとして膨らませるほどのことではないけれど、ちょっと思っていること二つ。

 

 

ロードバイク女子」は実在するのか。

 

 ファンタジーなのではないか。

 

 「そんなものTwitterやらInstagramやらに掃いて捨てるほどいるじゃん」ですって?本当にそうですか?本当にそれは「真のロードバイク女子」なのですか?

 

 そのロードバイク女子は、

 「(不美人なアタシでも)ロードバイク(に乗っていれば男たちがお姫様扱いしてくれるから特に好きでもないけど乗っている)女子」

 「ロードバイク(に乗っていると大好きな彼氏くんが喜んでくれるから本当は別段楽しいとも思わないけど乗っている)女子」

 「(場末のモデルのアタシでも)ロードバイク(に興味があるフリをしていればロードバイク関連の仕事が貰えるから好きなフリをしている)女子」

 こういった、言わば「なんちゃってロードバイク女子」な人々ではありませんか?

 

 ぼくが問うているのは、

「(誰の影響でもなく己のセンスで自転車に興味を抱き、たとえ誰からの注目もない中であってもただひたすら)ロードバイク(で走ることを楽しんでいる)女子」

は実在するのだろうか、ということだ。

 

 やはりファンタジーなのではないか。

 もし、「そんなことないわ!アタイは真のロードバイク女子よ!」という女子っ子がいたら、当ブログまで是非ご一報ください。

 その際、顔面と全身が写った写真(お乳及び臀部のサイズ感がわかるようなもの)を添付し、年齢スリーサイズを明記してくださいね。フヒヒ。

 

 

イカすヘルメットとは。

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 ぼく愛用の、海外giroの激安ヘルメットだ。たしか諸々込みで5000JPYほどだったと思う。Raphaやlook mum no hands!のキャップを被り、このメットをかぶるというのがいつものスタイル。

 特に問題なく使えているのだけれど、実はこの手の形状のメットをイカすと思ったことはない。むしろこの流線型で有機的なデザインは、ぼくの好みとは大きく異なる。

 ではどのようなデザインであれば、ぼくは「イカす」と感じるのか。

 海外通販のサイトを巡回していてブックマークするのは、大体こうしたまるっとした「コミューター」系のもの。

 

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 細タイヤでレーシーなピュアロードには流石に合わないけれど、ぼくの『JUNCHAN』号のように太タイヤなグラベルロードであれば比較的しっくりくると思う。ちなみに、上からgir、giro、METだ。

 ただ、これらのコミューター向けのイカしたデザインは、総じて重量が厳しいのよね。同価格帯の製品同士でも50〜80グラム程度重かったりする。ロード用メットではスカスカな後頭部部分の重量が付け足されるわけで、当然ではあるのだけれど。

 たかが50グラムと思うかもしれないが、頭部の重量増はかなりのストレスになる気がする。

 重さは気になるものの、良さげなものが5千円程度で売られていたら試しに買ってみようかな。