世の中には『24時間テレビ』的なものを観て、本当に「感動した!」とか「素晴らしい!」などと思う人たちがいるらしい。
奇妙な話だよね。
きっと、彼らは世界の表層の表層しか見ることができないのだろう。
でも、それって、ある意味幸せな生き方なのだよなあ。
……
テレビジョン云々はさておき、世の中と言うものは知れば知るほどそのうんこさ加減に嫌気がさしてしまう。
特に私は私立学校で教育に従事していた者なので、自称「教育者」「宗教者」たちの下衆っぷり、変態っぷりを目の当たりにしてきた。
そして厭世観マックスな人間になってしまうわけだけれど、「知らなければ」そうした嫌な思いもせずにすむわけです。
社会をコントロールしている支配階級にある人々から、「はい、キミたちはこれを観ていなさい」と与えられた情報を、盲目的に信じる。
それが現代において、ストレスなく生きていく最善の方法なのだろうなあ。
みたいなね。