ぼくにとっては12回目のサマーセールだ。
「ここも濡れてる……こっちも濡れてる……どこもかしこも濡れていやがるじゃねえかァァァっ!」パーーーンッ!!!
ベトナム戦争当時、現地の米兵がそのあまりの高温多湿っぷりに頭がアレしてしまい拳銃でアレしたとかいう話があったようななかったような気がする。
そんなベトナムにも負けない湿度にゲンナリしながら、まずは手始めにこのようなものを購入した。
Nitro Express(ナイトロ エクスプレス)
インディーゲームを漁っていると、稀に「この作者に出資したいな」と思わせてくれるようなタイトルに出会う。
ぼくにとってまさに本作もその一つ。
他の評者が言うようにたしかに操作感にやや難はあるのだけれど、それを補って余りある魅力があるのもまた事実。
緻密に描かれたピクセルアート、遊び心のある演出、そして何気にテキストがしっかりしている。これでもっと軽快な操作性を実現できていたら最高だっただろうなあ。
誤解のないよう念のため言っておくと、原状でもしっかり遊べる出来なので購入検討者はあまり不安にならないでね。「もう少し調整すればもっとよくなるだろうな」という話よ。前述のとおりぼくは大変気に入ったため、ドライブに常駐させておいて時々遊ぼうと思っている。
アップデートによるさらなるブラッシュアップと、同デベロッパーによる次回作に大いに期待したい。
En Garde!
どうですか?見た感じ楽しそうでしょう?
でもおすすめするかしないかで言ったら、「おすすめしません」かなあ。
曲がりくねってはいるものの一本道のマップを進んでいき、アリーナ状の場所に着いたら通せんぼされて複数の敵との戦闘。その敵を殲滅したら門なり扉なりが開いて進めるようになる。そしてしばらく進むとまたアリーナで通せんぼされて戦闘……。ひたすらこれの繰り返し。全体の雰囲気は素敵だからあまりこういうことを言いたくはないのだけれど、さすがに単調よね。さらに敵のバリエーションの少なさがこの単調さを助長している。
よくアクションゲームにクリア後のおまけとして「敵無限湧きアリーナモード」みたいなものがあるけれど、まさに本編で延々とそれをやらされているような感覚だ。雰囲気やコミカルなカットシーンは良いのだけれどもね……。色々と惜しい感じ。
Magical Delicacy
昨夜少しだけ触ってみたのだけれど、ステキすぎてぼくの琴線に触れまくり。どの程度ステキかと言うと、四十すぎおじさんであるぼくがプレイ中に思わず「なにこの世界、ステキ……❤」ってつぶやいちゃうぐらい。
以下は未プレイ。
ANNO: Mutationem
American Arcadia
Jack Move
そして、セール終了までに街の自販機の返却口を漁って資金を捻出し、以下の中から2つ程度を購入したい。
Outrider Mako ~露払いマコの見習帖~
これ、とても気になる。
太古の昔のファミコン時代に『奇々怪々』というゲームがあったのだけれど、ちょっとばかりそれを彷彿とさせる。
ただ、レビューを読む限り「操作性が……」だとか「難易度調整が……」といったことが複数名によって記されているのよね。作者にアップデートを重ねてブラッシュアップさせていく意思があるのであれば、是非とも購入したいのだけれどな。どうなのだろう?
Clair Obscur: Expedition 33
トレーラームービーを観る限りスーパーかっこいいしイカしてるし最高オブ最の高な予感がビンビンです。ただまだ10%オフどまりなので暫く様子見かな。
「いい歳だし金もそこそこ持ってるわけだからさっさと買えよ」だって?
たしかにね。でもSteamセールというものは、それ自体が「いかに良いゲームをいかに安く買うか」というゲームでもあると思うのよね。
なので、ぼくは「今が最高のタイミングだろ!」と思えるまで買わないのだ。
Lies of P
Mandragora: Whispers of the Witch Tree
Tails of Iron 2: Whiskers of Winter
Keep Driving
以上、取り急ぎの中間報告でした。
おわり